2007年5月22日火曜日

不登校生は環境の変化で変わる

小学校時代に「いじめ」にあって学校に行けなくなり、以来高校入学まで学校へ行けていなかった男の子が、この春、高校を卒業し、なんと国立大学の理系学部に進学し毎日通っています。
小学校で「いじめ」に会うと、キツイですね。住んでいる地域でどこの小学校はどの中学校へ行くと決められていて、いじめを受けた環境がそのまま中学校へ移動するだけだから、いじめた奴もいじめられた子もみんな一緒に中学に行くわけだからね。立ち直るのが困難だと思う。
だから、この子も中学3年間はほとんど学校へ行っていない。保健室にも行っていない。テストは別室で受けに行ったりもしていたけれど、授業に行っていないから、まともな点を取れないよね。理科や数学が好きだったから、これらの科目はそこそこの点をとっていたけれど、英語や国語はね・・・。
鉄道が好きで、鉄道の時刻表を見るのが好き。少し自閉症的なところもある。他人とのコミュニケーションがうまくない、というより下手。こんなところもいじめのターゲットになりやすい要素なのじゃないかな。
中学時代はそんな状態だから、内申点はなし。基礎学力も足りないから、当然私立高校へ進学。「不登校生枠」というようなものがあるらしい。偏差値が38程度の男子校。家から電車で通う。
高校になると、小学校や中学校と違って地域がそのまま同じ学校に行くのじゃなくて、個々バラバラになるから不登校だった彼も体勢を立て直して毎日通学できるようになった。好きな電車で通うのもよかったらしい。
偏差値38の高校でも、入学当初英語の授業にはついていけなかった。チンプンカンプンだった。
そこで彼は、一念発起し塾に通い始めた。そこで英語を一からやり直した。
そういう努力が実って、今春、県内の国立大学理系学部に入学できた。今は毎日通学している。
不登校は何かひょんなことで立ち直った例がたくさんある。環境が変わると立ち直れることが多いようだ。
中学-高校と不登校だったけれども、大学に入ってウソのように立ち直れて、今までは何だったんだろうという位毎日が、学校が楽しくなった子もいます。
学校に行けないときは無理しなくて良いでしょう。行けるようになる時が必ず来るから。その時のために準備しておきましょう。